インプラントのデメリットを紹介します。

1. 保険がきかないため高額になる
先ほども少し触れましたが、通常のインプラントは基本的に健康保険がききません。自費診療となるため、治療費は他の治療法と比べると高額になります。

また、どのくらい治療費がかかるかは、個人で異なります。手術前にカウンセリングをしっかり受け、治療費を確認のうえ治療を始めるとよいでしょう。

なお、健康保険はききませんが、インプラントの治療費は医療費控除の対象になります。

医療費控除とは、1年間に10万円以上の医療費が発生した場合、所得に応じて治療費の一部が還付される制度です。

インプラント治療をする場合は、医療費控除の申告を行なうことで治療費の負担を軽減できるでしょう。

2. 治療期間が長い
インプラントの治療期間は個々の症状によって異なりますが、約4~6ヵ月です。

他の治療法と比べると治療期間が長くなるため、さまざまな予定が立てづらくなることも考えられます。治療期間については、インプラント治療を受ける前にしっかりと確認しておきましょう。

3. 定期的なメンテナンスが必要
そのため、手術後も定期的にメンテナンスに通い、インプラント周囲炎を予防することが必要です。

4. 麻酔下での手術が必要
インプラント埋入手術は、麻酔をともなった手術です。麻酔を安全に行なうため、身体の状態が良くないと手術を受けることはできません。

持病・基礎疾患がある方は、カウンセリングの際に手術できるか医師に確認しましょう。