• 骨が少ない場合のインプラント

    歯周病は歯茎の炎症から始まり、のちに進行すると骨を溶かしていきます。
    歯茎の炎症だけの段階であれば十分に治る可能性がありますが、ひとたび骨が溶けだしてしまうと、溶けた骨は戻ってくることはなく、元通りに治ることはないといわれていました。

    再生療法とは、失われた歯周組織(歯肉、骨など)をよみがえらせる再生医療です。
    歯周病で失った歯周組織の再生や、インプラント治療がいままで出来なかった部分の骨を再生することも条件次第では可能になります。

  • 顎関節症

    あくびや口を大きく開くと口の中で「カクン」といった音がしたり、ものをかむと耳の付け根やこめかみが痛くなる。こんな症状が現れたら顎関節症を疑いましょう。
    近年、顎関節症の患者は急増しているといわれ、とくに20~30代の若い女性に多く見られます。軽症なら自然に治ることもありますが、放置しておくと重症化して、めまいや耳鳴り、肩こり、歯や舌の痛みが続いたり、口が開けられずに食事が摂れなくなったりすることもあります。
    顎関節症の治療は、不快な症状を取り除いたり、顎関節症の原因を解決したりする温存的な治療が行われます。
    顎関節症は生活習慣が関係することが多いため、患者自身のセルフケアが中心となります。
    頬杖をついたり、歯を食いしばるようなクセを直すことが、顎関節症の治療と予防に繋がります。