インプラント治療には、 手術中に合併症や偶発症を引き起こしたり、骨結合や治癒を妨げたりするリスクファクターがあります。手術を受ける前に、それらの危険因子を可能な限り取り除き、治療の安全性を高めることが必要です。特に、糖尿病や心疾患、骨粗しょう症、貧血などの全身疾患には注意しましょう。 さらに、喫煙はインプラントの骨結合を妨げるほか、インプラント周囲炎を引き起こす原因となることから、インプラント治療を受ける上で大きなリスクとなります。そのため、タバコを吸う場合は担当医師と相談し、計画的に禁煙を進める必要があります。