96年にスウェーデンで「若年者に対するインプラント治療」についての会議により、インプラントが顎骨の成長には対応できないことから、インプラント治療を受けるのは20歳以降が望ましいとされています。顎の骨が成長を完了しないうちに装着した場合、その部分の骨の成長を妨げてしまうことになる可能性があるためです。
また、全身的な健康状態が良好で安全に手術を受けることができる方であれば、インプラント治療を受ける上限年齢というものはないといいことです。
ただし高齢者の場合は若年者に比べ、さまざまな身体へのリスクはあります。
そのことを加味し、80歳をめどにインプラントを避けた方がよい年齢とされています。
ただしこれらは個人差が当然あります。
あくまでも目安ですので、お口の状態や全身状態も併せて、歯科医院で診査・診断を受けられることをおすすめします。