再治療は可能です
インプラントは骨と結合しているインプラントと人工歯を接続するアバットメント、そして歯冠部の被せ物から構成されます。上部構造とよばれる被せ物やアバットメントなどが何らかの理由で壊れてしまった場合などには天然歯の被せ物や土台などと同様に作りかえが可能です。
しかし、インプラント周囲炎が起こった場合は少し面倒です。歯肉の腫れや痛みがみられるようになり、やがて炎症が周囲の骨に及ぶようになればインプラントと骨の結合は断たれ、天然歯同様インプラントもグラつくようになります。
インプラントが維持されることが困難な状況にまで重症化した場合にはインプラの再手術を行う場合もあります。しかし、そこまで、症状が進行しないように、定期メンテナンスでしっかりと炎症のコントロールをしていけば、10年、20年、30年と長期にわたってインプラントを使用して頂けることは十分に可能です。