ご自身が口腔乾燥を起こしている可能性があることを認識していただくことから始まります。
そして、やはりどのように対処すべきか専門家の意見を仰ぐべきでしょう。
口腔乾燥によるむし歯の発症を抑えるためには、歯科医師・歯科衛生士による正確な歯磨き指導と、生活習慣指導が必要となります。また、基礎疾患の治療、口腔乾燥を起こす薬の処方の変更、唾液腺マッサージなどにより唾液の分泌を図ることも必要です。
更に、一度できてしまったむし歯は、治療後に再発させないことが大切です。現在では、顕微鏡歯科治療という新しい治療方法があり、むし歯を早期発見し、精度の高い詰め物や被せ物と正しい口腔ケアと予防の知識でむし歯の再発を最小限にすることが可能になってきています。
80歳で20本以上の歯があれば、生涯食べる楽しみを味わえると言われています。そして、自分の歯で食べられるように、お口の中の健康を保つことが、全身の健康へと繋がっていきます。 まずは、ご自身のお口の中に関心を持ち、相談できる歯科医院を見つけることをお勧めします。